乳頭マッサージを妊娠中にやるとアレが防げる?3つの効果とやり方
お腹に赤ちゃんがいる「スペシャルな時間」。
かわいいお腹の赤ちゃんが生まれてきたら、「母乳」を飲ませてあげたいな…。
そんな素朴だけど、大切な母親の愛情。
産後、「母乳の出が悪くて、十分に母乳をあげられない。」
そんなことにならないために、
●【乳頭マッサージのやり方】
●【乳頭マッサージの効果】
この2つをわかりやすく、お伝えします。
それ以外の「妊娠中にやっておくべき母乳の準備」についてはこちら↓
それでは、まずは「乳頭マッサージ」の【効果】を見ていきましょう。やるやらないでは大違い?
乳頭マッサージ・乳輪部マッサージは必要?効果は?時期は?
「乳頭マッサージ」なんて言われても、
①何のためにするの?
②本当に効果はあるの?
③乳首をさわってお腹が張らない?
こんな風に、気になることがたくさんありますよね。
一つ一つ解決していきましょう!
①乳頭・乳輪部マッサージは何のためにするの?
乳頭・乳輪マッサージの目的は主に次の3つです。
①乳頭の伸びを良くして、やわらかくする。
⇒乳首がやわらかくなると、赤ちゃんが乳首に吸い付きやすくなり、上手におっぱいを飲めるになる。
②授乳期のトラブルに強い乳頭にする。
⇒乳頭マッサージをすると、乳首の皮膚が強くなるため、授乳によって、乳頭が切れる、ひび割れるなどの症状を予防することに。
③乳首に詰まっている白いカス(母乳の乳垢)がとれる。
⇒つまったまま放置すると乳腺炎の原因となるため、なるべく刺激を与えないようオイルなどでふやかして取るとよい。
②本当に効果はあるの?
効果として、「母乳が良く出るようになる」というのは、正しくありません。
赤ちゃんが飲みやすくなる!と考えてください。
あくまで、
①乳頭の伸びを良くして、やわらかくする。
②授乳期のトラブルに強い乳頭にする。
③乳首に詰まっている白いカス(母乳の乳垢)がとれる。
という効果です。
特に、①と②の効果は、産後の母乳育児をスムーズに行うには重要なポイントです!
まず、マッサージを行うことで、乳首がやわらかくなり、伸びもよくなります。
赤ちゃんにとって、飲みやすいおっぱいっていうのは重要!
生まれてきて間もない赤ちゃんが、一生懸命に母乳を飲もうとするんですもんね。
私は、マッサージを妊娠後期に「本当に優しくじんわり」と行いました。
感覚として、乳首は、柔らかく伸びやすくなりました。検診の時に、助産師さんからも、飲みやすいおっぱいだね!と嬉しい言葉も。
産後も、赤ちゃんは上手に吸いついてくれました。
ただ、何もマッサージをしなくても、産後の身体の変化で、乳頭はやわらかく伸びやすくなる傾向は、あるようです。
そこまで、心配しなくても大丈夫かなぁと思います。
一番、重要なのが、マッサージをすると、乳首が強くなるということ。
赤ちゃんに何度も授乳するので、多くの人が、人生でこれまで経験したことないほど「乳首が悲惨」なことに。
激痛で、涙を流しながら「歯を食いしばって」授乳する。もしくは、「叫びながら」授乳する。
これは、本当に本当に、できるだけの準備をして、トラブルを最小限におさえてほしいと思います。
私も、どうなるかと、心配していましたが、
マッサージオイルで毎日マッサージしてかいもあって、
最初、腫れることはあっても、切れて激痛ってことはなし!
マッサージしといてよかった!(赤ちゃんの乳首のくわえさせ方も重要ですよ!)
本当に、切れて痛すぎて、授乳できない!っていうのは良く聞きます。そのまま、母乳育児を断念なんて人も…。
乳頭マッサージをしておくことで、少しでも、切れるのを防げるなら、やっておいて損はありません。
③乳首をさわってお腹が張らない?
乳頭マッサージを始める時期は妊娠後期の28週前後が目安。
・妊娠初期:妊娠2~4ヶ月(妊娠4~15週)
⇒乳首のケア・おっぱいマッサージ・乳頭マッサージ、いずれもしない。
・妊娠中期:妊娠5~7ヶ月(妊娠16~27週)
⇒乳カスがついてるなら、乳首のケアをする。
・妊娠後期:妊娠8~10ヶ月(妊娠28~39週)
⇒乳頭マッサージを始める。
注意:妊娠初期の人や、妊娠中期~後期でもお腹の張りやすい人、切迫の人はしてはいけません。そんな人は、必ずお医者さんに相談しましょう。
母体と赤ちゃんが順調な人は、「毎日、少し」から始めましょう。
ポイントは「優しく」「じんわり」「無理せず」で!
では、実際に、「乳頭マッサージ」の【簡単なやり方】を紹介します!
乳頭マッサージのおすすめオイルはコチラ↓
乳頭マッサージの方法
・いつやるのが効果的か
・用意するもの
・簡単なやり方
を説明していきますね!
乳頭マッサージはいつやるといい?
乳腺は血行がよくなることで開きやすくなるので、入浴時や入浴後に行うのがおすすめ!
お腹の張りを感じるときは乳頭マッサージは控えてください。
用意するものは?
・マッサージ用のオイル
乳首は敏感なので、無添加で、低刺激の物を選びましょう。
妊娠中は特に敏感なので、植物性のオイルが良いと思います。
一番のおすすめは AMOMA「カレンデュラオイル」
「乳頭マッサージ」と「会陰マッサージ」専用のオイルなので、効果的で安心感があります。
公式HPには、商品の詳しい説明と、会陰マッサージと乳頭マッサージの図解もあるので、参考になりますよ。
なんといっても、普段より敏感な妊娠中の肌。
さらに、乳首などの、普通の肌よりさらに敏感な部分に使うものなので、安全なものを…。
もちろん、家にある「妊娠線予防クリーム」や「植物性のオイル」が使えることもあります。
使えるかどうかの見極めについて、詳しくはこちら↓
乳頭マッサージの簡単なやり方は?
2種類の乳頭マッサージを行いましょう。
【乳頭圧迫】
①マッサージするおっぱい側の手で、おっぱいを支える。
②反対の手の親指、人差し指、中指の3本の指で乳輪部をつまむ。
③3~4秒くらい(乳頭が固いときは5~10秒)かけて乳頭の乳輪部を圧迫する。
④圧迫する位置を変えながら、片方のおっぱいで30秒。左右合わせて1分程度圧迫する。
慣れるまで、本当に「優しくで」良いと思います。
慣れてきたら、乳頭を圧迫するときは、つまんでいる指が白くなるくらいの力加減で!痛みを感じない程度です!
乳頭のもみずらし
①圧迫に慣れてきてから行う。
②乳輪部をつまみ、横方向、縦方向にこよりを作るような感じでもみずらす。
③最初はゆっくり痛くない程度に、ある程度したら十分もむ。
④左右あわせて1分程度。
【乳頭のもみずらし】は、一つ目の【乳頭圧迫】に慣れてきてからでOKです。
痛いと感じたら無理しないで!
「毎日少し」で大丈夫です。自分の身体と相談しながらやりましょう。
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