母乳が出ない!?混合から完母になった私が試して”効果があったこと”
かわいい「わが子」が満足するまで「たっぷり」母乳を飲ませてあげたい。
「たくさんおっぱいが出なくてごめんね。」
「申し訳ないやら、悲しいやら、切ないやら」涙が出ることも。
●どうしてたくさん出ないんだろう?
●母乳が良く出るようになる方法はないの?
私自身、本当に、色々なことを試しました。
そして、スタートではミルクの方が多かったのですが、なんとか完全母乳にすることができました。
そんな私が、実際に試した「母乳の出が良くなる」と言われている方法で
【本当に効果があったこと】
をお伝えしたいと思います。
母乳の出が悪い・量が少ない・増えない・減る原因
そもそも、母乳の量が「少ない・増えない・減る」原因をちゃんと知っておかないと、対処ができません。
原因は大きく分けると、
「体質」「母親の生活」「授乳の技術」の3つです。
体質
遺伝なのかなんなのか、どんな生活をしていても、「赤ちゃんがむせるぐらい出る」人もいます。
体質は、はっきりいってどうしようもありません。
母親の生活
・ 水分不足
・ 冷え
・ 食生活
・出産が難産だった
・産後の疲れや痛みが残っている
・ 寝不足など不規則な生活
・ ストレス
・ 乳腺や乳管の詰まり
授乳の技術
・ 授乳回数が少ない
・ 夜間授乳していない
・ 赤ちゃんがしっかりと吸えない
・ ミルクの量とのバランスの悪さ
どうにか改善できるのは、
● 母親の生活
● 授乳の技術
そんなこと言われても、具体的にどうすればいいんじゃー!
そうです。そうなんです。知りたいのは具体策。
では、実際に私がやってみて「効果があったこと」をリストアップしていきます。
【母乳の量をふやす】ために私が実践したこと
実際に私が試して良かったことはこちらです。
【母親の生活】で実践して良かったこと3選
①母乳に良い食べ物を積極的にとる
② おっぱいマッサージ(母乳外来)に通う
③ 母乳に良い【たんぽぽ茶】を飲む
【授乳の技術】で絶対にした方がいいこと3選
④ 授乳回収を多くする
⑤ 夜間授乳をする
⑥ ミルクの量と母乳の量を見極める
※「ストレス」「寝不足」は母乳の量にすごく関係しているとは思いますが、私はなかなか、それを改善するといのうのは、できませんでした。そして、「ストレス」「寝不足」はそれぞれ人によって解決の方法も違うと思います。
では、①~⑥について、私が試した「実際の方法」と「実際の効果」を説明します。
①母乳の出が良くなる食べ物「母乳量UP食材とは」
まず、一番【簡単】でオススメなのが、ごはん(米)です。どんぶり飯たべてました。
なんせ、作るのも簡単なので、ドン引きされるほど食べていました。
他には、根菜類は体を温めるので、
・大根・ニンジン・いも・ごぼう
・ショウガ・かぶ・れんこん
なども積極的に食べました。
授乳期に料理なんかできるかー!
はい、本当にそうですよね。
私自身も、赤ちゃんがずっと抱っこしていないと泣く子だったので、料理なんて鬼のような作業。
「母乳のためにバランスの良い料理を作り、更に母乳が良く出る材料を使いましょう」
こんな風に書いてある、本やネットの情報を見たら、
無理なんじゃー!これ書いているのは男か?
と、つっこんでいました。
では、どうするのか・・・。
おししい栄養のあるおっぱいをいっぱい飲ませてあげたい…。
そこで、おすすめが「味噌汁」です。
「味噌汁」最強です。「水分補給」にもなります。
でっかい鍋に、え?何人家族?っていうくらいの量作ってました。
お味噌汁にたっぷり根菜をいれて摂るようにするのが一番簡単です。たっぷり作っておいて毎食、食べる。
あと「ネギ」も身体を温めてくれて良いので、味噌汁に入れたら鬼に金棒。
全て「味噌汁」で完結です(笑)。
この味噌汁で、育児中でもなんとか、がんばれました。
他のおかずなんてテキトーです。
夫がもし、文句を言いそうって思っても、
「これが精いっぱいなんですけど…何か?」というように「ドヤ顔」です。
文句を絶対に言わせません。本当に大変なんだから!
根菜味噌汁は最強!
ご飯を気持ち大目に食べて、根菜たっぷりの味噌汁をたっぷり作り、ガッツリ食べる!
これが「母乳不足解消」のおすすめの「食事法」。
②おっぱいマッサージ(母乳外来)に通う
おっぱいマッサージとは、母乳の分泌を促進し、さまざまな乳房トラブルに効果を発揮してくれるマッサージです。
私には、効果があったのと、何より、専門家に相談できる安心感がありました。
私は産後2か月目に行きはじめました。もちろん理由は、母乳の出が良くなかったからです。
悩みに悩んだ末の結果です。
価格は3500円~5000円かかるので、決して安くはないですし、何より月齢の小さい子を外に連れて行くのに、ものすごく勇気が必要な人間だったので・・・。
でもマッサージしたら、「ピューって驚くほど出るようになるんじゃないか」という、根拠のない思い込みが、私の背中を押しました。
通ったのは【桶谷式】と言われる、「おっぱいマッサージ」で実績のある名門中の名門です。
他の「おっぱいマッサージ」に比べて、痛くないのに「母乳が出るようになる」というのが特徴です。
施術後はおっぱいが、ふかふかになり、母乳の出も良くなりました。
何より、施術中に助産師さんが、【母乳が自分のおっぱいから、どれだけ出てるか】を見せてくれます。
ピューっと吹き出す様子を見せてもらうと、少し自信が出てきて、ストレス解消にもなります。
赤ちゃんの体重や身長も計測してくれ、ミルクの量を一緒に考えて指導してくれたので、とても心強かったですよ。
おっぱいマッサージは効果あり!
「おっぱいがふかふかになり」「不安な気持ちも和らぎ」「ミルクの量の相談」にものってくれるので、悩んでいる人は行って損はなし。
桶谷式おっぱいマッサージの体験レポートを詳しく書いています↓
③母乳の出がよくなるお茶(たんぽぽ茶)を飲む
たんぽぽ茶は本当におすすめ!
なんせ、一番簡単。飲めばいいだけなので。
通っていた「桶谷式おっぱいマッサージ」の助産師さんが勧めてくれたのがキッカケでした。
※「たんぽぽ茶」も「たんぽぽコーヒー」も焙煎方法が違うだけで、基本は同じものなので、どちらでも良い。
たんぽぽ茶の効果はコチラ▼
まさに、「母乳のためにあるようなお茶」なのが、「たんぽぽ茶」なんです。
もちろんノンカフェインです。価格も、コーヒーや紅茶と比べても、そんなに高くありません。
この「たんぽぽ茶」が私にはなくてはならない存在でした。
飲み始めたのは、なかなか母乳の量が増えず、ミルクの量も減らなかった産後40日後くらいからです。
【私が実際に感じたこと】
・じわじわと母乳の出が良くなった。
・乳頭がツーンとする。
・体がじーんと温まる。
・鉄分や、ミネラル、ビタミンまで補給できるので安心感があった。
・カフェインを気にせず、ガブガブ水分補給ができる。
・味は、コーヒーほどに「コク」はなし。「麦茶とコーヒーの間」という印象。
妊娠中から飲む人も多いようで、私も、もっと早くから飲んでおけば、もう少し早くに「完全母乳」にできたかなぁと後悔したほどです。
あれこれ料理を考えるより、お茶を飲むだけっていうのが負担にならない。
これがとってもありがたかった!
「たんぽぽ茶」は母乳不足の強い味方!
【一番簡単】にできて、とても効果がある。【一番おすすめ】の母乳不足解消法。
たんぽぽ茶について詳しく知りたい人はこちら↓
④授乳回数を増やす「少ないと母乳は減る?増えない?」
これに関しては、声を大にして言いたい!
授乳回数はものすっごく大事!
授乳回数は、お母さんのおっぱいを作るホルモンに直接影響するようです。授乳間隔が空けばそのホルモンは減っていってしまいます。
このことについて、私が通っていた産婦人科の助産師さんが、やたら熱く語っていました。
授乳の間隔は3時間を目標にするといいみたいですが、私の場合は、赤ちゃんが3時間どころか1時間おきに母乳を欲しがっていて、
「常におっぱいはカラカラでした(涙)」
おっぱいが足りなくて悩んでいる人は、おそらく、
3時間も赤ちゃんがもつほど、おっぱい出てないから!!!
と言いたくなるでしょう。
私は、離乳食が始まるまでは、赤ちゃんが欲しがる度に授乳しました。頻回授乳というやつですね。(離乳食をたくさん食べるようになると自然と欲しがる回数も減りました。)
ただ、ここで、問題になるのが、ミルクの足し方です。ミルクを足したら3時間くらいもつかな~って思うのですが、
「ミルクをいっぱい飲ましたら、母乳が増えないんじゃないか・・・。でも、お腹いっぱいにさせてあげたいしなぁ。」
という悩みが永遠についてきました。これについては、
⑥「ミルクの量と母乳の量を見極める」で書きます。
授乳はもちろん頻繁に!
授乳間隔は3時間以内をキープしましょう。これは医学的に証明されており、効果があります。
⑤夜間授乳をする「母乳量に関係するの?」
はい、私は、夜間授乳しないと、母乳の量が減りました。
「夜中に度々起きて授乳するのはつらい。」
そうですよね。
しかも、新生児や、まとめて寝ない子は1時間とか2時間おきに夜中起きますよね。
私も、赤ちゃんが驚くほど寝ない子で、夜中に何回も起きました。お腹いっぱいにさせて寝かせても2時間おきでした。
でも、4か月くらいの時、6時間くらいぶっとおしで寝るようになったんです。
朝一番のおっぱいは溜まっているのでたくさん出たのですが、
その後の一日は、母乳はあまり出が良くありませんでした。うれしい反面、複雑な気持ちでした。
そして!乳腺炎に(涙)あんなにつらいとは・・・・。
でも、しばらくすると、また、赤ちゃんが寝なくなったので、夜間授乳が増え、おっぱいの量も増えました。
夜間授乳はつらいけど大切に!
夜間授乳なしは、母乳が減ります。詰まりや乳腺炎の原因にも・・・。
赤ちゃんが夜たくさん寝てくれるようになったら、無理に起こして飲ます必要はないですが、寝る前にたっぷりあげて、日中の回数を少し増やして、一日のトータル回数を維持!
⑥ミルクの量を見極める「ミルクを増やすと母乳の量が減る?」
一番悩まされたのがこれです。
「赤ちゃんをお腹いっぱいにしてあげたい」
「ミルクの量を増やすと母乳が減るんじゃないか」
この2つの思いがいつもぐるぐる。
しっかりと、記録をとって、ペースをつかみ、子どもの様子を良く観察することが重要でした。
①体重を記録する
赤ちゃん用の体重計を買って、順調に体重が増えているか、というのをしっかりとノートに記録しました。
②おしっこ・うんち・授乳・ミルクの量を記録
育児ノートに毎日、「睡眠」「おしっこ」「うんち」「授乳」「足したミルクの量」をノートに記録しました。
③ミルクの量を見極める
体重が順調に増えていて、「おしっこの回数や量」「うんちの量や回数」も少なくなければ、ミルクの量は増やしません。
記録を見て、「赤ちゃんが元気に体重も増えている」のなら、様子をみながら、少しずつ減らしていきます。
・一回にあげるミルクの量を減らしていきます。
・順調であれば、母乳は夜中と朝は出が良いので、ミルクを足さないようにしていきます。
育児記録ノートがあるので、ぶれずにミルクの量を見極められるようになってきます。
重要なのは、子どもの健やかな成長なので、あくまで無理をしません。
子どもの観察が何より肝になってきます。
そして、②でも書いていますが、専門家(助産師さんや保健師さん)に相談しながら進めると、安心しながら完全母乳(完母)を目指せて良いですよ。
記録をとってぶれないのが大切!
記録をとって、子どもの様子もしっかり見て、ミルクの量を見極めてください。無理せず少しずつでいいんです。
もっと詳しくミルクの減らし方や、量の決め方を知りたい方はこちら↓
おすすめ記事
「ミルクの量」の減らし方↓
簡単なことから無理せず始めよう
私がそうだったので、言えることなのですが、頑張りすぎると、「ノイローゼ」のようになってしまいます。
確かに、「母乳」は最強です。「母乳」で育てることは、すごく大切なことだと思います。
でも、疲れすぎないでください。余計に出なくなります。
「母乳をあげるために抱っこしている」そのこと自体「赤ちゃんへの一番のプレゼント」だと思うんです。
もし、完母にならなくても、離乳食が始まれば、離乳食がミルクの代わりになり、ミルクが必要なくなります。
あせらないでください。
自分にとって無理にならないことを続けましょう。
「たんぽぽ茶」と「根菜たっぷりお味噌汁」は簡単なのでおすすめですよ!
おすすめ記事自分にぴったりの【たんぽぽ茶】を見つけたい人はこちら↓
ミルクの減らし方、量の決め方はこちら↓
人に相談しながら、煮詰まらず、母乳育児を楽しんでください。
赤ちゃんが「おっぱいを飲んでくれる」
人生で今だけですもんね!
Enjoy母乳ライフ!!!応援しています☆
クリックしてもらえると励みになります↑
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません