布おむつカバー迷ったら必見!おすすめNo1生地と絶対NGはこれ!
布おむつ育児って、赤ちゃんにも地球にも優しいのですが、「迷うこと」がちょこちょこ出てきます。
その一つが、「カバー選び」
ベルトのタイプ(内ベルト・外ベルト)は月齢で選べば、さほど迷いません。
「カバー選び」で迷うのがこの2つ!
①【生地の素材】
②【「フリーサイズタイプ」か「パンツタイプ」か「普通のタイプ」か】
何を選べばいいのか?迷いますよね。
今回は、①【生地の素材】に注目して比較しまくります。
比較してわかる【これが買い】とは!?
経験者が語る!
「これだけはやめておけ~!」
からの~
「これがいいんでね~か?」
【カバーの生地編】
それでは、行ってみましょう!
生地の素材はどれがおすすめ?
生地の素材は大きく分けて、3つ!
①ウール100%
②表地が綿で中に防水シート
(綿100%だけで防水シートが挟んでいないものは、防水性が低くお勧めしません。)
③ポリエステル
この3種類あります。
例を挙げるとこの3つです。
①ウール100%↓
②表地が綿で中に防水シート
③ポリエステル
「では、どれがいいのか…」
実際に使ってみて、比べた結果をお伝えします!
①蒸れにくさ
②乾きやすさ
③漏れにくさ(防水性)
④汚れの落ちやすさ(防汚性)
⑤洗濯
⑥価格
それぞれの項目で比べてマッスル!
①蒸れにくい・蒸れない生地素材は?
「蒸れない」というのは、おむつカバーの最優先事項です。カバーを選ぶときは、一番気にするべきことだと思います。せっかく「紙おむつ」より蒸れにくい「布おむつ」なのだから、カバー選びは赤ちゃんの快適さを一番に!
1位 「ウール」
「ウール」は通気性抜群!夏にも快適なんです。他のものは夏蒸れます。
2位 「綿」
綿素材も蒸れなさそうですが、防水加工してあるので、やはり、少し蒸れます。綿素材で防水加工無しの物は、おしっこの防止性が低くおすすめしません。
3位 ポリエステル
ポリエステルは3つの中では、一番蒸れやすいです。
「ウールが一歩リード!」
②乾きやすい生地素材は?
梅雨の時期や、冬など洗濯物が乾きにくい時は、布オムツユーザーにはつらい季節。乾きやすいものは、それだけで価値あり!
1位 「ウール」
「ウール」は驚くほど速く乾きます。ポリエステルも速いのですが、「ウール」の前では赤子です。「ウール」親分です。貫禄がにじみ出ています。
2位 「ポリエステル」
3位 「綿」
「乾きやすさ」っていうのは、とても重要です。すぐ乾いてくれると、少ない枚数でやりくりできるからです。
「乾きやすさでもウールがリード!」
③漏れない・漏れにくい生地素材は?
1位 「ウール」
「ウール」は生地事態の撥水(水をはじく)の能力が一番高いです。生地の上で水の玉ができます。
「若い娘の肌だね!それにひきかえ私の…」
2位 「ポリエステル」
3位 「綿」
綿は防水加工していても、「爆発おしっこ」の時、カバーが濡れて服まで浸みることがあります。
注意!
横漏れに関しては、「オムツのつけ方」と「サイズ感」が大きく関係するので生地の素材は関係ありません。
「漏れにくさでもウールが魅せつけてきますね~。」
④汚れの落ちやすい生地素材は?
1位 「ウール」
「ウール」は手洗いでサッと汚れが落ちます。生地自体が汚れをはじく効果があるからです。
汚れてしまったら、ほとんどの場合、サッと水洗いできれいになります。しつこい汚れは石鹸でクイクイっと洗えばOK。干しておけば、すぐに乾いています。
他の物は浸けおき洗いしたほうがいいのですが、「ウール」はしなくてOK。むしろ浸けおきすると、洗剤の成分が「ウール」の防汚性や防水性を弱めていきます。
2位 「ポリエステル」
3位 「綿」
「綿」「ポリエステル」はササッと水洗いで「うんち汚れ」は落ちませんが、浸けおき洗いすれば、問題なく、「うんち汚れ」も取れます。
「ウール親分強いですね!貫禄があにじみ出てます。」
⑤洗濯がしやすい生地素材は?
「洗濯のしやすさ」というのは、人によって「洗濯方法」が違うので、一概には言い切れません。
今回は、「洗濯機で気兼ねなく洗える」ことを重視してみた結果を報告します。
※カバーはマジックテープのところをきちんとあわせて、ネットに入れて洗濯すると長持ちします。
1位 「ポリエステル」
洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えます。
「綿」と、どっこいどっこいなのですが、洗濯し続けた時に、「綿」の防水加工が劣化していくのではという懸念から、1位を「ポリエステル」にしました。
2位 「綿」
「ポリエステル」と同様、洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えます。
3位 「ウール」
洗濯機で洗うと、縮みが気になります。漂白剤や強い洗剤を使うと、【ウール】本来の「防水・撥水性」「防汚性」が弱まります。
「水だけの手洗い」で十分汚れが落ちます。どうしても取れないときだけ「洗剤や漂白剤」を使います。
「何も気にせず洗濯という意味ではポリちゃんが優秀!」
※ササッと手洗いする方が楽という方には、断然「ウール」親分がおすすめです。
⑥安い布おむつカバーはどれ?
同じ素材でも、商品によって価格は「まちまち」なので、比較しにくいのですが…。
1位 「ポリエステル」
生地自体が安価なので、カバーも安い傾向にあります。
2位 「綿」
ちょうど真ん中。
3位 「ウール」
3つの中では一番高い傾向にあります。といっても、1枚あたり500円ほどの違いです。
「お財布に優しいのはポリちゃん!」
比較してわかったおすすめは?
これまで比較したことを、わかりやすく表にまとめてみますね!
蒸れ | 乾き | 防水 | 防汚 | 洗濯機 | 価格 | |
ウール | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ |
綿 | ○ | △ | △ | △ | ◎ | ○ |
ポリエステル | △ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
簡単にまとめると
合成繊維。安価。防水性に優れるが、通気性が悪く、蒸れやすい。敏感肌、低月齢の場合肌トラブルを起こすことも。乾きやすい。
天然繊維。肌に優しく、通気性、防水性に優れ、非常に優秀な素材だが高価。洗濯で縮みやすい。乾きやすい。
主要部は天然繊維。肌に優しく、通気性もなかなか。防水性は上の二種より劣る。乾きにくい。
「全部使ったことがありますが、トータルでみたら、断然【ウール】がおすすめです!」
「綿」を選ぶなら…
・低月齢でおしっこの量が少ない。
・洗濯の乾きにくさをクリアできる。
・蒸れを気にしてみてあげられる。
「ポリエステル」を選ぶなら…
・月齢が高い。
・肌が強い。
・蒸れをとっても気にしてみてあげられる。
こんな場合であれば、「綿」も「ポリエステル」も、それぞれ良さがあるのでいいかもしれません。
これだけはNG!おすすめしない「おむつカバー」生地
おすすめを紹介する前に、「これはやめた方がいいよ~」っていう「カバー」を挙げておきます。
絶対にこれはNG!ナンバー1
それは…「フリース素材のオムツカバー」
これは絶対にNGです。ダメンコマックスです!
自分が布おむつの上から、フリースのパンツをはいていると考えてみてください。夏だけでなく、冬の暖房時でもムレッムレ間違いなしです。ただでさえ「フリース」で蒸れるのに、その蒸れて弱った肌に「合成繊維の刺激」。赤ちゃんの柔肌がかわいそうです。
では、次に、「これがおすすめ!」を紹介します。
実際につかって一番よかったおすすめカバーは?
私が、2年間浮気しながらも、結局戻ってきた本命のカバー。地味だがいい女の「カバ子」。使って損はなかったな~と思わせる、長くいればいるほど良さがにじみ出る「カバ子」。
そんなおすすめ「布おむつカバー」を紹介します!
では、ドゥルルルルル…ジャン
チャックル(chuckle)ウールネル おむつカバー
ニシキ株式会社の布おむつカバーです。
素材は「ウール」。「ウール」の中では、断然安いです。
「元々おむつカバー専門の老舗メーカー」という安心感とクオリティ。
ありがとうニシキ株式会社!って言いたくなります。
・ウール製品の中では断然「安い」
・日本製!
・サイズは50~100㎝
・外ベルト・内ベルトタイプがある
3枚セットで買うと、単品で買うときより、1枚当たり330円安くなります。
「3枚でおよそ1000円のお得になるので、3枚セット買いがおすすめですよ。」
○【外ベルト】新生児(50cm)~寝返り・ハイハイ↓
○【内ベルト】寝返り・ハイハイ~ ↓
生地も丈夫で、もし、次の子がいるなら、余裕でお下がりできます。
かわいすぎる赤ちゃんのお尻を包み込むのは、やはり、赤ちゃんに優しい素材で、って思わせてくれる物でした。
「カバー」を赤ちゃんのことを思って選べたら、そんなに素敵なことはないと思います!
Enjoy 布おむつ!
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