【農薬】安全?危険?影響は?一番危険なのは胎児や子どもだった!

2019年12月8日

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【農薬】安全?危険?影響は?一番危険なのは胎児や子どもだった!

意外と知っているようで知らない農薬。

しかし、日本は・・・主要国の中で第3位の農薬使用量です。

農薬使用量3位なのに、農薬について考えたり、安全性を心配する人があまりに少なすぎるのが、日本です。

そして・・・

世界ではありえない農薬まみれの作物を、日本人は口にしてしまっているんです。

日本が食品の安全性について、後進国であることは、日本人自身が知りません。

農薬大国日本!それなのに農薬についてよく知らないなんて・・・。大丈夫なのか日本人!」

そこで、今回は、

「農薬」による【土壌への影響】【作物への影響】【人体への影響】

を簡単にわかりやすく説明しちゃいます。

農薬とは

農作物に悪さをする

・菌

・虫

・ねずみ

・その他の動植物又はウイルス

これらの、被害を防ぐために使われる薬剤や

農作物の生育を良くしたり、、おさえたりする薬剤

のことを農薬といいます。

 

 

日本の農薬使用の実態

日本はものすごい農薬大国です。

このことは事実です。

クリックすると拡大します↓

耕地面積あたりの有効成分換算農薬使用量グラフ

引用)Faostat 注)農薬は農業用のみ(ゴルフ場などの農薬は除く)

日本が第3位・・・。それには、いろいろ理由がありますが、

日本の農業では、たくさんの農薬を使っていることは間違いありません。

 

どんな影響があるの?

では、実際にどんな影響があるのか説明します。

大きく分けて考えられる影響は4つ

①土壌への影響

②作物(野菜)への影響

③人体・生き物への影響

 

ではそれぞれを簡単に書きます。

 

①土壌への影響

 

農薬の成分は土に染み込んでいきます。

そして、分解されていくと発表されています。

 

土壌への残留

「有機野菜」とか「有機栽培」という言葉がありますよね。

あれは、単に「無農薬」という意味ではないんですね。

日本で「有機野菜」には、

  • 種まきや植付けをする前の2年以上(種類によっては収穫前3年以上)、化学肥料・化学農薬・化学土壌改良材※を使用していない
  • 栽培中に化学肥料・化学農薬・化学土壌改良材※は使用しない
  • 遺伝子組み換え種苗は使用しない
  • 隣接地から農薬がとんでこないように対策をとる

※一部の農薬については使用が認められている。

と、このような感じの【有機農産物の基準】があります。詳しくはもっとありますが・・・

ということは、

今年は農薬の使用をやめたけど、昨年は使っていた土地で栽培された農作物は「有機栽培によって生産された農作物」と言うことができないんです。

「この【有機農産物の基準】というものが存在すること自体、農薬が土壌に何年にもわたり影響を与え残留していることの証明なんです。」

農薬は分解されていくと発表されていますが、

分解される速度が遅いと何年もの間、その土壌やそこで生産される農作物から有害な化学物質が検出されるということなんです。

 

やせた土地へ

土の中にいる微生物が土を栄養たっぷりにし、それを植物が吸収して栄養を作ります。

農薬で土を汚染すると微生物の数が減ります。

すると、土が栄養豊富な状態ではなくなります。

そして植物の栄養の生産は少なくなります。

農薬で邪魔となる草は枯れて、食い荒らす虫を退治することはできました。しかしその分、植物が吸収するべき栄養の量が減ってしまうのです。

 

このように、農薬を使うと、やせた土になっていくのです。

そこで、化学肥料を使って生産性を保つというわけです。

 

②作物(野菜)への影響

 

野菜の栄養価の低下

「今の野菜に含まれるビタミンやミネラルが、昔と比べて低下している」

どれぐらい栄養価が下がっているのでしょうか?

さまざまな食品の栄養素などをまとめた、文部科学省発行の『日本食品標準成分表』で比較することができます。

【ビタミンC】

100gあたりに含まれるビタミンCの量(mg)

1982年2000年
ニンジン
トマト2015
ホウレンソウ6535

およそ20年で、ここまで下がっています。

栄養価が下がっているのは、ビタミンCだけではありません。

他にも、ビタミンAや鉄分、カルシウムなど、成長期には欠かせない大事な栄養が減ってしまっているのです。

これは、単純に「農薬」だけが原因というわけではありません。

例えば、

現在は、旬以外の野菜が市場に多く出回っていますね。

旬の野菜は旬以外の野菜より、栄養価が高いんです。

これも現在の野菜の栄養価の平均値を下げてしまっている」という理由の一つとして考えられます。

しかし、「農薬」や「化学肥料」が土地に影響を与え、作物の栄養価にまで、作用するということは見逃してはいけないことだと思います。

 

抗酸化物質

有機の野菜には、抗酸化物質やが多く含まれています。

2014年に行われたニューキャッスル大学の研究によると、

有機野菜の方が農薬野菜に比べ、ポリフェノールなどの抗酸化物質が最大でなんと69パーセントも多く含まれていることが分かりました。

抗酸化物質は、アンチエイジングに効果的だとされている栄養素です。

これは、農薬を使用せずに栽培することで、「野菜自身が病気や害虫から身を守る力」を蓄え、それが「抗酸化物質を多く作る」ことにつながっているからとされています。

 

③人体・生き物への影響【発達障害に影響?】

 

農薬は、農作物の表面についていたり、農作物の中に浸透して残っています。

これを「残留農薬」といいます。

この「残留農薬」には、超えてはいけない基準値がありますが、

果たして、超えていない農作物が安全なのか?

もともと、農薬というものは、毒薬です。その毒薬を、基準値以下だからといって人体に毎日取り入れるのです。

影響がないわけがないと思ってしまいますが・・・。

 

よく使われる農薬に、

有機リン系農薬

ネオニコチノイド系農薬

があります。

どちらも虫の神経を狂わせて殺す農薬です。

人への有害性は低いとして、有機リン系農薬は1980年代から、ネオニコチノイド系農薬は1990年代から広く使用されるようになりました。

ところが、

【有機リン系】や【ネオニコチノイド系の農薬】の使用量が増えてから、

神経系の異常を訴える人が、乳児や幼児を中心に、急増したと言われるようになり、さまざまな研究発表や報告がされるように・・・。

少し例をあげると、

アメリカのハーバード大学の研究

尿に含まれる有機リン系農薬の代謝物が平均よりも多い子どもは、ADHD(注意欠如・多動性障害)になりやすいことがわかる。

EFSA(欧州食品安全機関)の発表

有機リン系農薬と同じく、ネオニコチノイドも神経の発達と機能に悪影響を与える。

EFSA(欧州食品安全機関)の発表

ネオニコチノイドが特に、アルツハイマーやパーキンソン病、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム)など、子どもたちの発達障害に影響している。

そしてこの有機リン系やネオニコチノイド系の農薬は植物に浸透するので、食べるときに洗っても農薬は落ちません。農薬を抜くことができないのです。

有機リン系やネオニコチノイド系以外の農薬にも危険性が報告されているものがたくさんあります。

輸入作物の収穫前除草剤【グリホサート】

この【グリホサート】、体に入ると、腸内細菌が損なわれ、腸が損傷して、様々な病気がおこります。WHOも発がん性物質に指定。子どもの尿からも検出という深刻な事態・・・。

 

輸入作物の収穫後防カビ剤【ポストハーベスト農薬】

収穫後に散布され、保存性を高めるために使用するので、食品添加物とみなされています。

ただ、表示義務はありません。

発がん性や胎児に奇形が起こる危険性があります。

 

このように

指摘されている農薬の影響は、いろいろあります。

主な農薬の種類と指摘されている健康リスク引用:グリーンピース(主な農薬の種類と指摘されている健康リスク)

 

今、世界中が危険性を見直すようになっています。(日本はどんどん規制を緩めていますが・・・)

例えば・・・

EU諸国・・・全面禁止

アメリカ・・・基本的に使用禁止

台湾・ブラジル・・・一部の作物へ禁止

なのに・・・

日本・・・緩和(使用拡大にまっしぐら)

 

 

 

農薬の影響を一番受けやすい【胎児や子どもたち】

細胞が活発で、いろいろな体の機能が発達段階である、【胎児や子どもたち】は、特に、農薬の影響を受けやすいことは絶対に知っておくべきことです。

グリーンピースポート引用:グリーンピースポート

いつも、農薬の影響や危険性を議論する時に、言われることが、

「基準値以下なら大丈夫」

といことです。

小学校の先生をしていたら、分かるんですが、

自分が子どもの時に習った内容が、今の教科書では変わってしまっているということなんですね。

同じように・・・

今の科学や国が言っていることは10年後50年後変わっています。基準値なんてものもコロコロかわります。

例えば、食品添加物のアルミ二ウム。30年の間に3回も許容摂取量がかわっています。

この「基準値」っていうものが国によっても違い、時代によっても違う・・・。

結局、「頼りにならないもの」であるように思います。

 

上のMENU画面からも、見たい県に直接いけますよ!参考までに。

 

農薬をとらないという選択

農薬は、危険性をはらんでおり、だいたい、その危険性も、大々的に使いたおした何年後とかに、

「実は危険でした。使用制限します。中止します。」

などど言うものです。

そして、悲しいことに、日本は世界とは逆行し、農薬の残留基準値をひきあげるという実態。

結局、自分自身で考え選択し、判断し、行動するしかないのだと思います。

小さな1歩が、毎日の「生活」や「健康」を左右する。

「何を食べるか」

日常の小さな一コマなのかもしれませんが、

人間は、毎日、生まれてから死ぬまで、食べ続けます。

ものすごい量の食べ物を、あなたや家族は、

口に、身体に入れていくのです。

だとしたら、食事は

小さな些細なことではなくて、

人生の中で、【最も重要なことの1つ】であると思うのです。

だから、私は、自分のため、大切な人のためにできるだけ農薬や添加物をとらないという選択をします。

そうすると、近くのスーパーでは安全な食品になかなか出会えないので、

【無農薬】や【無添加】や【放射性物資検査】など「安全性に」力を入れた宅配サービスを利用することにしました。

「安全性が普通のスーパーと桁違い!」

安く、安全性の高い食品を手に入れられるようになり、とても安心です。

無添加や無農薬に特化した「宅配サービス」の中で、比較的に安くて利用しやすい会社を都道府県別にリストアップしているので興味のある人は見てくださいね

 

上のMENU画面からも、見たい県に直接いけますよ!参考までに。

 

「自分で安全な食べものを選択する」

それは・・・

「あなたや大切な人の人生を、真剣に考え、人任せにしないという選択をする」

ということなのだと思います。

 

 

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